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  インフルエンザワクチンは必要か?

       今朝の朝刊に、新型インフルエンザワクチンを接種した看護師が

     新型インフルエンザに罹患し解熱剤としてタミフルを服用したが、結局インフルエンザ脳症

     の為に亡くなったーーという悲惨な記事が出ていた。

       はたしてワクチンは必要であろうか?

     ワクチンを接種したからといって、絶対にインフルエンザに罹患しないわけではない。

     いくら接種してもその病気にかかってしまう人はいる。

      私の診療室のスタッフも、2年続けてワクチンを接種したにもかかわらず2年続けて

     インフルエンザにかかった。

      このスタッフの場合、ワクチン接種は何の意味もなかった事になる。

      先日、次女が風邪をひき39度という高熱が出たため、医師会の救急診療所に連れて

      行った。

        待ち時間の間に医師会から発行されているポスターを見ていた。

      新型インフルエンザも、適当な療養をすれば必ず自然治癒するーーと書かれていた。

      適当な療養とは、一般的な風邪の対処法である。

        例えば、十分な栄養、睡眠を摂り、熱があれば冷やせば良いーーという事だ。

      言われてみれば、至極当然である。

       人間はもともと病気に対して自然治癒能力を持っているのだ。

      しかも、新型インフルエンザに罹ってインフルエンザ脳症で死亡した人は

      必ずタミフルを服用しているという。

       タミフルは脳に対する副作用が強い薬の様だが、脳症との深い関わりが疑われて

      いるのかもしれない。

       何かと言うと、薬に頼り過ぎているのではないか?

       ワクチンもタミフルも、当てにはならない。

         人間の自然治癒能力の方が、はるかに頼りになるのではないだろうか?
by tramasato | 2009-11-26 15:05


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