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  人種のるつぼ

                久し振りで上京した。

        5年ぶりだろうか?川崎に住む長女や友人と会ってきた。

       相変わらず、東京は外国人が多い。

       東京のテレビでは、日本のギャルのファッションを真似しようと、わざわざ渋谷まで

       ギャル御用達の服を買い漁りに来ている外人ギャルたちの特集を組んでいた。

        スペインやロシアなど、ヨーロッパからも大挙してやって来るらしい。

        そういう外人たちが東京には溢れている。

          その日、私は友人と別れてからホテルへ帰る前にファーストフード店に寄った。

        少し腹が減っていたので、夜食に何か買って行こうと思っていた。

        店に入り、受付のスタッフに注文した。

         大柄で愛想のよい日本人の女の子が、私にオーダーを聞いた。

         型どおりの注文で、持ち帰りであると伝えた。

        こういうファーストフード店では、スタッフがマニュアル通り客に向かって話すように

        訓練されている。

          得てして、そのマニュアルどうりに話そうとする事が日本語の表現をおかしく

        している場合がたくさんある。

          聞いていて 「この子は一体、何をしゃべっているんだろう?」と思う事も

        多い。

          その日のスタッフは、特に問題なく話が通じた。

          会計して帰ろうと後ろを向いた私の背に、「有難う御座います。」とその子が

        声を掛けた。

          一瞬、私は 「変だな?」と思った。

          「アリガトウ ゴザイマス!」の 「アリガトウ」の発音がおかしいのである。

           いわゆる外人の発音なのだ。

          思わず 「あんた、外人?」 と聞き返そうとしたが、失礼だと思って

          止めた。

           今の今まで、日本人だと思っていたのだ。中国の人だったのかもしれない。

          それほど彼女の日本語は巧みだった。

           日本人と中国人では殆ど見分けがつかない。言葉を聞けばわかるが、

          あれほど流暢な日本語では、長い会話をしないとわからないだろう。

           今、東京には15万人の中国人が住んでいるという。

          これからも外国人は増え続け、日本語のうまい外国人もどんどん増えるだろう。

          「世の中、日本語のうまい中国人ばかりになったら、一体どうしようか?」などと

           私は馬鹿な事を考えていた。

           むかしは 「日本民族は単独の人種で、欧米などとは違うんだ!」と

          誇りにしている人も大勢いた。

           今は、そういう時代ではない。日本全体が人種のるつぼと化すかもしれない。

          私にも、瞳や毛色の違う孫ができるかもしれないのだ。

           可能性はゼロではない。

            日本民族の多様化は確実に進んでいる。

          

          

          

          

          
by tramasato | 2010-03-25 18:13


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