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     東北地方太平洋沖地震

        テレビでは、絶え間なく地震の報道が繰り返されている。

    11日の午後2時46分ごろは、内科で血液検査を受けて診療室に戻っていたが

    ほとんど揺れは感じなかった。札幌は揺れを感じたらしく妻の実家から電話が

    入っていた。

     観測史上最大のマグニチュード9と報道された。

     被害の中心の岩手、宮城は学生時代を過ごした所である。

    同級生や先輩達も多数いて、現在も活躍している。

     この地方の海岸線は有名なリアス式海岸で、海岸線が内陸深く複雑に入り込み

    山側から見る景色は海と崖がくっきりと対比し、風光明媚である。

     今回の地震では、このリアス式の形態がかえって禍となった。

     津波が来ると、波の力が逃げ場のないまま陸地を襲ってしまう。

    テレビに映った宮古、大船渡、気仙沼、陸前高田はすべて学生時代に行った所で

    次々とこれらの街が津波に飲み込まれるのは、見るに耐えられなかった。

     大自然の恐ろしさというものを、まざまざと見せつけられた気がした。

     人間のちからなど、全く及ぶものではない。

     陸前高田は医局時代のバイト先で、2年間週に一度、120キロ離れた盛岡から

     車で通っていた。

      バイト先の医局の先輩に臨床を教わりながら、仕事をしていた。

     今、私が仕事をしていられるのも、その時に教わった基礎が生きているからで

      ある。

     120キロの道のりを、2時間かけて通うのは大変だったが、今では懐かしい

      思い出だ。

      その陸前高田の街も、津波に流されて全く無くなってしまった。

       おそらく通っていた診療所も跡形もなく流されてしまっているだろう。

      教わった先輩たちの安否も、まだ判らない。

        どうか無事でいて欲しい。

       そして、被災地の一日も早い復興を願っている。     
by tramasato | 2011-03-14 14:33


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