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 バンド日記 1 「スローナンバーは難しい」

  2月中に第1回目の公演をしようーーという事でバンドの練習は

 始まった。1曲目はキャロルの「ルイジアンナ」、2曲目はワイル

  ド・ワンズの「想い出の渚」となり、3曲目は演奏する会場が

 ダンスホールなので、せっかく来ているお客さんの為にとチーク

  ダンス用のスローナンバーを演奏する事になった。

1,2曲目はロックナンバーなので、テンポも速く、演奏やボー

  カルのオリジナルの技量もさほど高くなく、簡単に言えば

 誤魔化しも効く。

  ところが、スローナンバーはそうは行かない。

 歌い手や演奏者の腕前が、まともに出てしまう。

  私自身もスローナンバーを歌う時には、細心の注意をする様に

 している。音程はもちろん、リズム、声の強弱など、その歌の

  持っている背景を考えて、それを出来るだけ忠実に表現できる

 ようにしようと努力している。まだとても充分と言える段階では

  ないがーー。

 演奏にしても同じ事だ。スローナンバーでは演奏者の腕前が

  はっきりと出てしまう。

  チークダンス用のナンバーは、有名な曲が多い。

 映画音楽や、ジャズのスタンダードなどバックの演奏者も

  超一流のプレイヤーが揃っている。

 従って、演奏のレベルも素人の演奏者が簡単に出来るようなもの

  ではない。

 カラオケではないから、メロディラインをなぞって行く必要は

  ないが、ボーカルの合間の間奏もしっかりしていないと

 全く歌にならなくなってしまうだろう。

  場末とはいえ、少なくともお金を払って会場にいる客に聞かせ

 るのであれば、へたな演奏やボーカルでは失礼になるし、

  繰り返し公演するのはまず無理だろう。

 ピアノもギターもドラムスも全て同様だ。

  ボーカルは言うまでもない。

 ドラム担当者がふと呟いた。「ちょっとしたミスでも、すぐに

  お客さんに判ってしまいますね!」

 その通りなのだ。

  前途多難である。

 

  

  
by tramasato | 2012-01-12 15:04


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