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患者さんとの対話

  最近は歯科医院の数も多くなり、一医院当たりの患者数もだんだん減ってきているようです
 。その為、一人の患者さんに割り当てる事の出来る診療時間も、増やせるようになりました。

  10年ほど前には治療ばかりに追われ、患者さんとゆっくりお話する時間など、ほとんど
 取れない状態でした。患者さんの口の中は見ていても、その人がどのような性格で、どのよう
 な生活をしているのかも全く知りません。

  ですから、たまたま道で患者さんに会って挨拶されても、誰だかわからないーー等という事
 も よくありました。

  いま、ようやく一人ひとりの患者さんの顔と名前が一致してくるようになりました。

  情けない話です。本来、医療というのは医師と患者の双方が、お互いをよく知り、よいコミュ
 にケーションを取るべきなのに、全くそれが出来ていなかったんですね。

  「歯を診て、人を見ず」とよく言ったものです。

  でも、一日に診る患者さんの数が減って収入は減ったとしても、患者さん一人ひとりとの
 対話が増えたという事は、歯科医師として喜ぶべき事でしょう。

  ようやく、人間同士の付き合いが出来るようになったということですからーーー。

 
by tramasato | 2007-06-17 22:45


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