北京オリンピック陸上400メートルリレーで、日本チームがとうとう銅メダルを獲得しました。
水泳の400メートルメドレーリレーでも銅メダルを獲得しましたが、日本チームはリレー種目
が強いのでしょうか?陸上短距離というのは、ともかく筋力がものを言う種目。筋力だけでは
日本のスプリンターは、とても欧米のスプリンターには敵わない。100メートル9秒台の日本
人はいまのところ、出現していません。4人の総合力で欧米に食い下がろうと取り組んで来た
そうです。
始まりは、91年の東京の世界選手権。結果は予選落ちでしたが、92年のバルセロナ五輪
では6位。2000年シドニー五輪でも6位。以後、決勝の常連となってきました。
今回は欧米の強豪が相次いでバトンリレーに失敗する中、「手の平を下向きにして、下か
ら押し込む」-アンダーハンドパスーに取組み着実なバトンパスを続けた成果もそのまま
出たようですね。日本人らしい工夫かもしれません。
ともかく20年もの歳月をかけて、あきらめずに取り組んだ姿勢が実を結んだのでしょう。
私も 「 どんなに実現が難しい事でも、けっして諦めてはいけない!」という教訓を
与えられた気がします。