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趣味

  私の歯科医院に来院される患者さんに I さんという方がいます。
 I さんは長く教職に携わっておられた方で、いまは定年になり地域の文化活動の普及や
 指導に活躍されています。

  I さんの趣味は高山植物を育てること、そして高山植物の写真を展覧会に発表されていま
  す。
  今まで育てられた高山植物の種類は900種以上にもなり、自宅の周りにすべて植えられて
 います。写真も年に数回は、N.H.K.などのホールを借りて仲間の方たちと発表されていま
 す。
  高山植物のなかには、成長するまでに5~7年もかかるものもあり、その植物の一番魅力
 のある写真をとるためには、何十回もカメラのシャッターを切らなければならないのだそうで
 す。
  I さんの努力、奮闘ぶりには、自分の趣味とは言え本当に頭の下がる思いがします。

  ところが、ある時から家の周りに植えてある植物が、何者かに盗まれるという事件が相次ぎ
 ました。I さんの普段の苦労も考えず、心無い人間というのはどこにもいるものです。

  そんな事があっても、I さんは、めげずに今までどうり植物を育て写真を撮り続けました。

  普通であれば、自分が苦労して育てた花が盗まれたりすれば、怒りでいろいろな行動を
 起こすものですが、I さんはそれさえもせず、ただひたすら花を育て続けたそうです。

  そこが I さんの素晴らしいところ。私なんかにはとても真似の出来ない事です。

  I さんの写真もいまでは、何百枚もの数に上っていると思います。その中には貴重な
 種類の花も数多く含まれていると思います。

  私は、その話を聞いて I さんに「高山植物の写真集を出版してはどうか?」と勧めて
 みました。 I さんはまだそこまでは考えられていないようですが、私は I さんの素晴らしい
 写真集が一日も早く出版される事を祈っています。

  
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by tramasato | 2007-06-25 15:22

自分の強み

  最近、マネジメントや経営に関する本を読むと、必ず「自分自身の強み」あるいは「自院の
 強み」という言葉が出てきます。そして、自分自身の強みを生かした方が仕事も経営も成功
 に繋がるーーと書かれています。

  はたして自分の強みは何か?といざ考えると、なかなかスムーズに答えられないーー
 というのが、正直なところです。

  この二年間、コミュニケーションやマネジメント、経営や倫理などの本を読んだり、セミナー
 を受講したりしてきましたが、一番に感じた事は、他人が私に対して判断している評価と
 私が自分自身に対して行っている評価は、全く違っているという事。

  自分の評価は他人が決めるものーーこの言葉は、何度も思い知らされました。
 自分では思ってもいない事を過大に評価されていたり、変に誤解されたりーー

  「人生は神の演劇」とは、よく言ったものです。世の中は自分の思ったとうりには、なりま
 せん。
 

  自分の強み、弱みを知る、--「自分探しの旅」はまだまだ続きそうです。
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by tramasato | 2007-06-24 23:12

患者さんとの対話

  最近は歯科医院の数も多くなり、一医院当たりの患者数もだんだん減ってきているようです
 。その為、一人の患者さんに割り当てる事の出来る診療時間も、増やせるようになりました。

  10年ほど前には治療ばかりに追われ、患者さんとゆっくりお話する時間など、ほとんど
 取れない状態でした。患者さんの口の中は見ていても、その人がどのような性格で、どのよう
 な生活をしているのかも全く知りません。

  ですから、たまたま道で患者さんに会って挨拶されても、誰だかわからないーー等という事
 も よくありました。

  いま、ようやく一人ひとりの患者さんの顔と名前が一致してくるようになりました。

  情けない話です。本来、医療というのは医師と患者の双方が、お互いをよく知り、よいコミュ
 にケーションを取るべきなのに、全くそれが出来ていなかったんですね。

  「歯を診て、人を見ず」とよく言ったものです。

  でも、一日に診る患者さんの数が減って収入は減ったとしても、患者さん一人ひとりとの
 対話が増えたという事は、歯科医師として喜ぶべき事でしょう。

  ようやく、人間同士の付き合いが出来るようになったということですからーーー。

 
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by tramasato | 2007-06-17 22:45

敬語

  いま私とスタッフは、敬語の勉強をしています。
 
  敬語は外国語には見られない日本語独特の表現です。敬語の使い方は難しいと言われ
 最近は簡略化して行こうとする動きも見られます。

  敬語については、普通 国語の授業の中で教えているはずですが、以前こんな事がありま
 した。ある中学校に歯科検診に行った時のこと。

  「検診、ご苦労さまです。」と書かれた立て札が置かれていました。これはその中学校の
 先生が敬語表現で書いて置いたものだと思いますがーー

  そもそも「ご苦労さま」という言葉は、目上の者が目下の者に向かって言う言葉です。
その学校では、私より目上の人は校長しか居ないはずですが、校長が書いたとは思えません。

  それよりも私は、初めてその学校に検診に行ったのですが、初めて外部から来た人間に
 立て札一枚で挨拶しようーーという気持ちが理解出来ませんでした。

  多分、「我々は忙しいから、いちいち歯科検診ぐらいで挨拶しているヒマなんかないよ!」
 という気持ちが、立て札に表されているのでしょう。

  そういう人間に、正しい敬語表現を期待する方が間違っていますね。

  いま読んでいるテキストには、「敬語は、お互いに相手を尊重する気持ちから生まれる。

 この気持ちは、良いコミュニケーションをとる為の基本でもある。」と書かれています。

  敬語の表現が難しいと言うよりも、コミュニケーションに対する考えを改めた方が
 
  よいのかもしれません。

   その一件以来、その中学校には検診に行っていません。

  何故なら、私も他に学校検診を二校も抱えていて、忙しいからです。
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by tramasato | 2007-06-10 16:48

我が家のラブ

  我が家のラブといっても、私と妻が何処で知り合って、どうのこうのーーという話では
 ありません。

  我が家で飼っている犬は、7歳になるラブラドールレトリーバーで、下の娘が小さかった頃
 「どうしても、飼って欲しい」と言ってきかないので、とても安い金額で、札幌の販売店から
 買ってきました。
 
  娘は最初は熱心に面倒をみていたものの、だんだん自分が成長するにつれ、犬に飽きて
 しまい、今では私がほとんど全ての犬の世話をしています。

  ラブは、わたしの家族のランクづけをしていて、自分の世話をしてくれる私を主人とし、
 二番目は、むかし可愛がってくれた下の娘、私の父や他の家族はその他大勢としている
 ようです。

  でも、自分に食べものをくれる人間には誰でも、「貴方が主人です。」とでも言う様に
 うれしそうに尻尾を振っています。

  ラブの生活を見ていて、二つの発見をしました。ある晩、妻が二階で寝ていると、家の外で
 誰かが いびきをかいている様な音が聞こえてきました。不審に思って窓を開けると
 窓の下の犬小屋で、ラブが大きないびきをかいて寝ているのが見えました。

  私はそれまで、犬がいびきをかく事を知りませんでした。愛犬家の方にとっては何も
 不思議なことではないのかもしれません。聞くところによると、鼻の短い犬ほど
 いびきをかきやすい とのこと。
  犬も人間と同じなんだと改めて感心しました。犬を飼ってみて、初めてわかる事ですね。

  もうひとつ、私が深夜、院長室で仕事をしていると、犬小屋の方からラブが「フニャ、フニャ
 」と鳴いているのが、聞こえました。犬小屋の中を見てみると、ラブは寝ている様です。

  ということは、ラブの「フニャ、フニャ」は寝言?--なんですね。

  犬も夢を見ているのでしょうか?

   その辺はよくわかりませんが、どんな夢を見ているのかな?

   興味ありますね。
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by tramasato | 2007-06-03 17:31