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おはようと有難う

  不思議な事に、私の父は「おはよう」という言葉を言いません。

 生まれてこのかた、父が我々家族に向かって「おはよう」と声を掛ける姿を見た事が、殆ど

 ないのです。

  父は他人から「おはようございます。」と声を掛けられれば「おはようございます。」と答えま

 すが、自分からは声を掛けようとはしません。家族の間でも私と母は毎朝お互いに「おはよう」

 と声を掛け、私の家族も声を「おはよう」を言い合いますが、父と会っても「おはよう」の言葉を

 掛けるのが不自然な感じがするのです。

  父は小さい頃、母親の不注意で足に焼けどをして、その治療をした医師の過失から父の左

 足は、小指が上方に折れ曲がったまま癒着してしまいました。

  祖母は自責の念から父を非常に可愛がり、その所為か父も我儘に育ったのかもしれません

 。祖父は医者で、当時医者と言えば大変な金持ちですから、使用人も多かったと思われます

  。その使用人にも、下にも置かない扱いを受け、「おはようございます。ーーなんて他人が

 言うものだ!」と思いながら父は育ったのでしょう。

  私の方は、家庭では「おはよう」は無くても、学校に行けば必ず挨拶しますから、自然に

  覚えたものと思います。

   同じ様に「ありがとう」という言葉も父の口から聞いたことがありません。

  私の母に父が「ありがとう」という言葉を言った事も見たことはないですし、私自身や私の

  弟にも父は言ったことはありません。私の母は私や弟には、有難うと言っていました。

   ですから、私は小さい頃から「有難う」の少ない環境で育ってきたのです。

   私が、「ありがとう」という言葉を意識して使い出したのは、歯科医院を開業してからです。

  開業してから1~2年は順調だったものの、それ以後、スタッフが頻繁に変わり始め、その

  ことに対していつもストレスを感じていました。

   悩んでいた私は本を読んで「スタッフに接する時には、『ありがとう』という言葉が大切で

  ある。」という言葉に行き当たりました。

   それから、「ありがとう」という言葉を意識して使いだしたのです。

  最初のうちこそ、はっきりと「ありがとう」と言えているかどうかは、曖昧でしたが、少しずつは

  言えるようになっていました。

   はっきりと言えるようになったのは、今のモーニングセミナーに出席し、セミナーの最後に

  全員で「有難うございました。」と唱和するようになってからです。


 「 ありがとう 」という言葉も「 おはよう 」という言葉も自分から率先して言わなければ

 自分に返ってこない言葉です。

  自分から人に声を掛けることが、スムーズな人間関係を作ることにつながります。

   
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by tramasato | 2008-03-22 19:16

実践する事

   思いついた事を、すぐに実行するーーというのは出来そうでなかなか出来ない事です。

 特に優柔不断な私にとって、いつも行動は熟慮してからーーということが多いのです。

  むかしから、「石橋を叩いて渡る」方だったので、いつも控えめで大人しい人間だと思われ

 ていました。

  ですから、いきなり「人前で挨拶をする様に!」なんて言われると、しどろもどろしてしまい、

 結局、何を言っているのかわからなくなって、外野から「おまえ、何をいってんだ?」などと

 言われる始末です。人前で話すというのは、準備をしていても難しいと長い間考えていまし

 た。

   最近は毎週、倫理法人会に出席してスピーチも十数回こなしたので、以前ほど人前で

  話す事に抵抗はなくなりました。少しは自信もできました。

   ただ、すぐに考えた事を実行するところまでは、行っていません。

   そこで、普段自分の考えている事、思いついた事をメモするように心掛けています。

  ただ考えているだけでは、行動に繋がらないので自分が思いついたアイディアは、

  すぐに何かに書いて置くーーという習慣を身に付ける様にしています。

   メモして置けば、次の日に確認したり、さらにそのアイディアを発展させたりする事も

  可能です。

    古今、偉大な発明、発見は普段問題に対して真剣にアプローチしている時に、

   何気なく思いついた事が解決策に繋がって行ったーーということが、しばしばあるそうで

   そのまま大きな成功に発展しています。

    もちろん、普段努力を重ねる事が必要条件ですが、アイディアの出るタイミングという

  のもあるのでしょうね?

   実践のきっかけは、まず書き留めることから、自分の考えをまとめて置くことから、

  という事でしょうか?


 
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by tramasato | 2008-03-08 22:57

27年間の執念

  あのロス疑惑の三浦さんが、サイパンで逮捕されました。

 突然のニュースに驚きましたが、あの事件はまだロスでは未解決だったんですね。

 合衆国では、殺人事件に時効がないとは知りませんでした。カリフォルニア州では法律が変

 って他国の判決がどうであれ、自州で起きた犯罪は自州で裁く事になったそうですが、

 あの事件は、法律が変る2003年以前に起きているので、その適用の是非が争点になりそう

 ーーという事です。

  それにしても、三浦氏が外国に出て逮捕出来るチャンスを、27年間待ち続けたという執念

  には、恐れいってしまいます。普段から三浦氏の行動を監視続けていたんでしょうね。

   日本人は、飽きやすい性格の人間が多いので、なかなか真似の出来ない事だーーと

  思いました。

   それだけ、ジミー佐古田氏を中心とする捜査陣のこの事件に対する思い入れが

   強いという事でしょう。

   日本の人々も「黒だ!」と思った人は多かったでしょうがーーー。

    いずれにしても、きちんとした解決をして、罪を償うべき人は償って欲しいですね。
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by tramasato | 2008-03-02 22:51