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空気を読む

       文化庁の「国語に関する世論調査」によると、16歳以上の男女では

     「人と付き合う時、互いの考えを言葉にして伝えるか、互いに察し合う事を重視するか?」と

     と質問したところ 「察し合う」と答えた人が10年前より10パーセント増え、「言葉で

     伝える」人とほぼ同数になっている事がわかった。

       「 KY ( 空気が読めない。) と言われる事を恐れて、皆の考えに合わせようとする

     人が増えているのではないかーーと文化庁は指摘する。

       いじめられ世代の若い人の意見が反映されているようである。

      私の若い頃には集団による「いじめ」というのは殆どなかったので、あまりピンと来ないが

     若い人には切実な問題なのだろうか?

      場の空気を読むことは、社会生活ではある程度大切とは思うが、まず自分の意見を持つ

     ことが必要ではないか?

     自分の意見を人に伝えてから、場の雰囲気に合わせても遅くはないのではなかろうか?

     どうしても合わなければ、その集団を抜ければよいのではないか?

      一人になる事を恐れているのだろうか?

      でも、人間は生まれる時も死ぬ時も一人である。

        一人でいる事を怖がる必要はない。

       一人で行動していても、気の合う仲間には巡り合うものである。

      一人になったからといって、焦る必要はない。
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by tramasato | 2009-12-11 11:31

学校検診

        きょう、小学校の歯科検診を20年以上続けたということで、表彰を受けた。

      早いもので開業してから24年が経ち、小学校の歯科検診を担当するようになってから

     20年が過ぎてしまったのである。

      20年も検診を続けられたのは、もちろん自分一人の力ではなく、周りのスタッフのお陰で

     ある。

      普段ならこういう表彰式には出席しないのだが、私を20年以上も支え続けてくれた

       スタッフに感謝する意味で受けてみようと思った。

      スタッフたちには後でお礼をしなければならないだろう。

      昨年まで私は高校の歯科検診も担当していた。

     ところが、毎年続けていた生徒に対するブラッシング指導に対して、新任の養護教諭は

     協力的とは言えず、もともと前任の養護教諭の熱心な要望で始めたものだけに

      担当者に熱意がなければ続行は不可能と思い、私も校医を辞める事にした。

      なにより、生徒たちの検診の際の騒がしさ、態度の悪さにも嫌気がさして来ていた。

      貴重な診療時間を割いてまで行く必要はないーーと思っていたからでもある。

       それに比較して小学校の歯科検診は、楽しいといって良い。

       小学校の生徒たちは、屈託がない。

       いつ見ても楽しそうで、自分の周りの世界に対する好奇心でいっぱいである。

      そういう生徒たちの様子を見るたびに、自分の気持ちも明るくなって来る。

        今風にに言えば 「元気がもらえる。」 ということなのだろうか。

       一方、高校の歯科検診はいやいやながら行っていた。

       熱心だった前任者の養護教諭がいたから、10年以上も続けられたのかもしれない。

        そういう意味でも、人と人との繋がりというのは大切である。

       熱意を持って行動する人がいれば、人はそれに促されるのだろう。

        自分を心から受け入れてくれる場所でなければ、やる気も起こらないというものだ。

        たぶんこれからも小学校の歯科検診は続けていくだろうと思っている。

        

       


    
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by tramasato | 2009-12-05 22:05