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補助清掃用具

        今週の題名は、一般の人には馴染みの薄い言葉かもしれない。

      補助清掃用具というのは、普通の歯ブラシ以外の口腔清掃用具の事で、

      歯間ブラシ、デンタルフロス(糸ようじでも可)などを指している。

        私の診療所では、歯ブラシの他に補助清掃用具の積極的な使用を勧めていて

      私自身が、歯間ブラシなどを手にとって患者さんに説明している。

       その時 「歯ブラシだけでは充分に磨けませんから、歯間ブラシなども一緒に使って

      下さい。」と必ず患者さんに伝える。

       患者さんに紹介する用具は、自分自身で使ってみて納得のいったものだけにして

      いる。

       歯周病の治療や予防を専門にしている私自身も、歯周病に罹ってないわけではない。

        ある時、左上の二本の大臼歯の間に瘻孔が出来た事があった。

       瘻孔というのは、骨の中に病巣があって、その病巣内に溜まった滲出液や膿汁が

       骨を突き破って外側に出てくる時に出来た穴の事を言う。

        だから瘻孔があれば、必ず骨の内部に病巣がある。

       私も毎食後必ず歯間ブラシは使うのだが、その瘻孔は消えず

       外科処置が必要だと感じ始めていた。

        思いついて一番太い歯間ブラシに替えた。

       最初のうちはブラシを入れると必ず出血したが、段々と出血が少なくなり

       ほとんどしなくなっていった。

        やがて瘻孔も消えていったのである。

       そこで私は普段自分が患者さんに言っている言葉を思い出した。

        「歯間ブラシは、歯と歯の隙間に入れられるもので、一番太い物を使って下さい。」

       私は、いつもそう言っていたのだった。

        自分の言っている通りに使えば、良かったのである。

       改めてきちんとした清掃の重要性を感じた。

        しっかりと清掃出来れば、外科処置までする必要はないのである。

       患者さんに言っている事は、自分が出来ることでなければならない。--とも思った。
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by tramasato | 2010-04-25 11:31

渡り鳥のV字編隊飛行

         最近、夜になると鳥が集団で飛行している声が聞こえてくる。

     近くの川に飛来している、オオハクチョウの群れが夜な夜なV字編隊を組んで

     飛行しているのである。

       春になると毎年繰り返される光景になって来た。

      なぜV字編隊なのかとネット検索してみると、このV字編隊は彼ら渡り鳥のチームワーク

     の象徴なのだーーという多くの方のブログが結果として出て来た。

       V字の先頭の鳥の斜め後方には、その羽ばたきによって上昇気流が起こり

     後方の鳥の飛行を助ける。それで斜め後方に広がって飛行しているわけである。

渡りは何千キロにもなるから、そうやって出来るだけエネルギーを節約する。

      V字の先頭はボスでもリーダーでもなく、代わる代わる交替でメンバーの鳥が飛ぶ。

     それぞれの鳥が群れの中で、その責任を果たしていくのである。

      後から飛んで行く仲間は、先頭の鳥を大声で励ましながら飛ぶのだそうである。

      何とも素晴らしいチームワークではないか。

       ビジネスにおけるチームワークの手本としても、例に挙げられている。

      ただ一つ疑問に思ったのは、彼らは鳥目で夜目は利かないはずではないか?

      鳥目の彼らがどうやって夜間、飛ぶことができるのだろうか?

       それに答えているブログは無かった。
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by tramasato | 2010-04-18 20:13

金が全て

           「世の中、お金が全てじゃない!」とは、よく言われる言葉。

      果して、そう言える人が何人いるだろうか?

       少なくとも、私は今まで気楽に「世の中、金が全てじゃないさ!」と思えた事はない。

      生活にも仕事にも、金は必ず必要。

       経営者であれば、経営に充分な資金がある事を考える。

      常に健全な資金計画、運用を心掛けていなければならない。

       「金が全てではない!」と思っても、金に振り回されているのは事実である。

        「金が全てではない!」と言うのはカッコいいが、そう自信を持って言える人は

       どんな人だろうか?

       金の心配などしなくてもいい様な大金持ち。自分の欲しい物は、金で買えるものなら

      すべて手に入るような人か?

       「金は有り過ぎて、もう要らない!だから他の事を考えよう!」

        そういう立場に立った人が 「世の中、金が全てじゃないんだ!」と言うんだったら

      それは納得できる。

        そういう立場ではない人が 「世の中、金が全てじゃない!」と言っても、自分の

      経験ではないのだから、説得力がない。

        ただの負け惜しみである。

        不幸にして私も、そういう立場に立った事がない。

      大半の人々は、毎日の生活の為に働いて金を稼いでいる。

        活動している殆どの時間を、仕事に費やしている。

       だから大抵の人々にとって 「世の中、金がすべてじゃない!」という言葉は

      死語である。

       「金は全てじゃないけど、生きていく為には金が必要だからね!」というのが

       本音だろうかーー。
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by tramasato | 2010-04-11 16:26

   ラブラドール

      金曜日、ラブがいなくなった。

    ラブとは自宅で飼っていたラブラドール・レトリーバーで、今年9歳になる雌犬の名である。

     金曜日の朝食を食べさせた後、うっかりして犬のケージの戸を開けたままにした為

    逃げ出したらしい。

     昼ごろ気づいて周囲を探したが、見つからなかった。

    保健所にも電話して、捕獲したら連絡してもらう様に頼んでおいたが、まだ連絡はない。

     いったん逃げ出してしまうと、見つけるのは簡単ではない。

     動物、特に鳩などは帰巣本能があると言われるが、以前何百キロも離れた場所から

    自分の飼われていた家に帰ってきた犬の話も聞いた事がある。

     今は、その帰巣本能がラブにもある事を期待するしか無い。

     もともとは、私の次女が 「どうしても犬を飼いたい!」と言いだして飼い始めた犬だった。

     最初は、「テレビ漫画で見たピレネー犬がどうしても欲しい!」と言ってきかなかったが

     ピレネー犬はとても高価で、抜け毛の処理など世話が大変だと言われ、ラブラドールに

     した。

      次女は小学校低学年のうちこそ、ラブをとても可愛がって世話をしていたが、

     だんだん飽きてきて、中学校に行くようになるとあまり構わなくなった。

      フォークソングの「パフ」の中にある様に、成長した子供はやがて龍(うちの場合は犬)

     の事を忘れ、友達や社会との繋がりを重視する様になる。

      私の家でも同様で、犬の世話は全て私がする様になった。

      最近は、忙しさから犬の散歩も怠りがちではあった。

       犬は基本的には、一日の半分ぐらいは遊んでやる必要があるそうで

      普通の人は、なかなかそこまでは出来ないでだろう。

       犬自身も、家族からあまり構ってもらえなくなって、自分が必要とされていないと

      感じるようになったのだろうか?

       そこまで犬が考えるかどうかは判らないがーー。

       ラブが我々家族の事を思い出したら、帰って来るかもしれない。     



    
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by tramasato | 2010-04-04 14:39