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     電気料の遅収料金

        電気料の遅収料金という言葉を知っているだろうか?

     毎月の電気料には早収料金と遅収料金という2種の料金があり、

      電気メーターの検針日から20日以内に支払う料金を早収料金と言い、検針した

     料金其のままなのだが、それ以降に支払うと遅収料金となり、3%の延滞金が

      加算される。

     これは毎月電力会社から送られてくる電気料金払込取扱票に明記されている。

      明記されているといっても、受領証の下段にわざと目立たない様に青字で

     印刷されている。この部分の他の文字は赤字であるから、青字で印刷するという

      事自体、電力会社のの「極力、良く判らないようにしよう!」という意図が

     あると、私には思える。

      妻の指摘でこの数字を初めて見たとき、私は「延滞金なんてあるのか?」と

     思うと同時に「3%は高すぎるなあ!」とも思った。

      実は消費者契約法という法律があり、その第9条2項に

     「消費者の金銭支払い債務延滞時に、年14.6%を超える延滞損害金を定める

      条項は無効。」というように定められている。

     この法律は、サラ金の過剰債務が問題になった後で作られた法律らしいのだが

      この法律が出来たために大手のサラ金業者が莫大な痛手を被ったらしい。

     遅収料金は検針日から21日以上で3%だから、月にして4.5パーセント

      年に換算すると54%にもなる。

     明らかに消費者契約法違反である。

      公共料金だから、こんな事が許されているのだろうか?

     実際に神戸地区では、この遅収料金の延滞利率に対して消費者連盟が電力会社に

      申し入れをしたという事である。

     先の大震災の原子力発電所問題の他にも、各電力会社は問題を抱えている様である。

     
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by tramasato | 2011-05-28 20:28

      アメリカの食生活

      WOWOWで「ジェイミーの食育革命 in USA」という番組を見た。

    アメリカの現在の学校給食の現状と、その問題点を解決して行こうとしている

     カリスマシェフのジェイミー・オリバーの姿を捉えている番組である。

    驚いたことにアメリカの小学校では、学校給食はほとんどファーストフードである。

     内容は、ピザやナゲット、ハンバーガー、フライドポテトなどで、飲み物は

    イチゴやチョコレート味の牛乳である。

     野菜を使った新鮮なサラダなどは全く出てこない。

    それどころか、子どもたちは野菜の名前を全く知らない。

     恐らく子どもたちは、家庭で野菜が調理されるのを見た事も無いし、生野菜を

    使ったサラダなんて食べた事がないんじゃないだろうか?

     試しにジェイミーが野菜サラダを作って、子どもたちに食べさせると

    「不味い!、美味しくない!」と言って口から吐き出す子が続出した。

     家庭でも一家そろってピザ、ハンバーガー、フライドチキンなどファースト

    フード中心の食生活をおくっているのだろう。

     一番人気はフライドポテトという事だ。

    学校に集まってきた父兄の姿を見ても、ほとんど肥満である。

     アメリカ人の肥満は中途半端ではない。

    日本では普通に肥満した人と言えば、体重80~100kgぐらいだが、

     アメリカでは100kgを超える人が大勢いる。

    父兄の99パーセントが肥満体と言っても過言ではない。

     さらにひどいのは、子どもたちがナイフ、フォークを全く使えない事だ。

    ファーストフードを常食にしていれば、ナイフ、フォークなど使う必要が無いから

     親から使い方を教えてもらった事が無いのである。

    私は今まで、アメリカやイギリスなど欧米諸国では、食事にはナイフ、フォーク

     スプーンを使っているのだと思っていた。

    それも「食事中、ナイフやフォークの音をたてない。」などという我々が昔習った

     テーブルマナー通りの作法を守って、行儀良く食事しているのだと思っていた。

    事実は全く違うのである。

     ファーストフードにテーブルマナーなんて必要が無いだろう。

    それに比べイギリスなどヨーロッパでは、アメリカの様に加工食品中心ではなく

     素材を生かした食事をしているらしい。

    もちろんナイフとフォークも使っているから、子どもたちも小さい時から

     その使い方を教えられている。

     いまアメリカでは、肥満が大きな社会問題になっている。

    肥満が原因となって死亡する人が激増しているからだ。

     もちろん、ファーストフードやステーキなど肉類、乳製品の過剰摂取が原因で

    ある事は明白である。

     小中学生にも糖尿病など生活習慣病が、増加している。

    この現状をなんとか改善していこうというのが、ジェイミーの目標であり

     番組のねらいでもある。
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by tramasato | 2011-05-13 11:10

      入れ歯の感覚

       前にもこのブログで書いたが、私は幸いにして(ーあるいは不幸なのかもしれ

    ないが―)今まで入れ歯を使ったことがない。

     したがって、入れ歯で物を食べたり、話をしたりする感覚が判らない。

    これが判れば、患者さんの入れ歯の痛みも少しは理解出来るのだがーー臨床家として

     とても残念な事ではある。

    ところが、長年入れ歯を使っている患者さんには、入れ歯が出来る前から

     「今度作ってもらう入れ歯は、使いやすいものに成るらしい――」というの事が

    判るというのである。

     総入れ歯を作る過程で、仮床試適という段階がある。

    完成した入れ歯と同様の形にした仮歯を、患者さんの口の中に実際に入れて

     出来具合を確認するものだ。

    出来上がりの入れ歯とは、材料も触感も似ていないのだが、患者さんには口の中に

     入れただけで判るのだという。

    先日もある患者さんの総入れ歯の試適をしていると、その患者さんが歯科助手に

     向って「今度の入れ歯、すごく良さそうね!」と嬉しそうに話しかけている。

    入れ歯というのは、実際に物を食べてみないと使いやすい入れ歯かどうかは判らない

     ものなのだが(-少なくとも私は、そう思っているー)、患者さんには使う前から

    出来上がり具合が判るらしい。

     その日は、喜び勇んで患者さんが帰っていった。

    次の回の診療では、いよいよ新しい入れ歯が入った。

     前回同様、患者さんは新しい入れ歯がとても気に入ったようである。

    診療後、「お礼に!」と言ってロールケーキを4本もくださった。

     残念ながら賞味期限を過ぎたものだったが、多分患者さんも喜びのあまり

    期限を確認するのを忘れたのであろう。

     どうやら、長年入れ歯を使っていると、口の中の感覚で新しい入れ歯の出来具合

    を判断できるらしい。

     我々歯科医師は、入れ歯の感覚が判らないから、出来上がった入れ歯の外形で

    判断するしかない。

     後は、患者さんに実際に使ってもらって調整していくしかないのである。

    臨床というのは、やっぱり難しい。
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by tramasato | 2011-05-07 22:18

       医師と患者

       前回のブログの続編として、読んでいただきたい。

    私は月一回、内科の開業医で血液検査を受けている。幸いにして病状は回復しつつ

     あり、現在は薬を服用していない。恐らくこのままで行けばヘモグロビン値も

    正常値になってくるだろう。

     だがいつも医師と対面して感じるのは、会話がほとんどない事である。

    今まで2年半ほど通院しているが、10分以上会話した事など無い。

     大抵、二言三言ありきたりの言葉を交わして、聴診器を当てられて終わり

    その後採血をする。「最近、どうですか?」と言われ「はい、特に変わってはいない

     と思います。」ぐらいの会話である。

    こちらが何か質問しようにも、ほとんどその時間はない。たくさん質問したい事は

     あるのだがーー。私も他の多くの患者のうちの一人に過ぎないからだろう。

    要するに患者が次々に来るので、一人一人の相手をしている暇など無いのだ。

     まず、来る患者を全てこなさなければならない。それが彼ら医師たちの

    第一の責務であるからだ。

     一人一人に丁寧に応対する事も出来ない状態なのだ。

    私の歯科医院も忙しい時は、同じ様な状態になる。

     では、何故このような状態になるのか?

まず第一の理由は、自分の病気に対して 貴方任せ、医者任せーーの人が多いから

     だろう。「病院に行けば、薬をくれて、薬を飲んでいれば病気は治る!」と

    単純に考えている人が多いからであろう。また、薬を飲んでいる方が楽だからーー

     だろう。

    何故自分がその病気になったのかを考えもしないし、たとえ考えたとしても病気を

     治そうとする努力をしないからだ。--努力するのが面倒だから、大変だからー

    である。

     医者の方は、あまりに努力しない患者が多すぎて、その患者を全て診るだけで

    手一杯になってしまう。

     また医者自身も、手近にある薬を服用し、食事療法や運動等で改善して行く人が

    ほとんどいない。

     かくして診る方も、診られる方も薬に頼って生きて行くことになる。

    前にも言ったように、薬は症状を改善するが病気を治す訳ではない。

     薬を飲んでも、体自体は悪くなるばかりである。

    患者自身が努力しなければ、健康な生活は得られない。医療費は増え続ける。

     これはアメリカでも、日本でも同じ状態らしい。

    健康を獲得するのは、努力も、お金も、そして時間も掛かるものなのだがーー。


    
    
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by tramasato | 2011-05-01 11:24